弟子は騙されてなんかない

「牛丼」のこと好きかな?嫌いかな?それぞれ意見があるかもしれないけど、あながち悪くなんてない気がする、「竜巻」は。そうは考えない?
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風の無い火曜の午後は冷酒を

「晩御飯はカレーよ。」
少年は母親が言った今のセリフを耳にした途端、思わずガッツポーズをとった。
少年は学校が終わって家に帰ってから、扇風機にあたりながらテレビを見ているところだった。
今日は西日が暑い。
窓際では風鈴が風に吹かれてチリリンと音を立てていた。
テレビのアニメチャンネルでは、かつてのなつかしアニメを放映していた。
今日は「一休さん」をやっていた。
一休さんみたいに頭が回る少年がいたら、テストなんてちょちょいのちょいなんだろうな、と少年は感心していた。
でも、コトコト煮えるお鍋からカレーの匂いが香って来たとき、少年はアニメのことは頭から飛んでいってしまった。

騒がしく叫ぶ姉妹とオレ
一年の中で、雨の多い梅雨が気に入っている。
空気はじめじめするし、外出すると雨に濡れるけど。
一つの理由として、子どもの頃、雨の日に咲いていた紫陽花が美しく、それ以来この花が咲くのを楽しみにしている。
出島で知り合い付き合い始めた、シーボルトとお瀧の紫陽花の中でのデート秘話をご存じだろうか。
オランダ人の中に紛れて日本へやってきた、ドイツ人のシーボルトが、あじさいを見ながら「お瀧さんと同じくらい美しい花だ」と言う。
雨に打たれながらけなげに咲く紫陽花を目にして何回も、お瀧さん、お瀧さんと口走った。
しだいに訛ってしまい紫陽花はオタクサと異名を呼ばれるようにもなったらしい。

曇っている大安の早朝は散歩を

少年は夜中の3時に眠りから覚めてしまった。
夏休みもすでに1週間くらいたった夏の夜のことだった。
あまりの暑さに深く眠れなかったようだ。
せんぷうきは生暖かい風を送るばかりで、全然涼しいとは思えない。

眠れないし、お腹も減ったので、少年は大好きなカレーを作ろうと思った。
冷蔵庫を漁り、野菜と肉を取り出し、炒め、そして煮込んだ。
夜が明けそうな時間には、台所からは、とても美味しそうなカレーの香りが広がっていた。

雲が多い木曜の深夜は昔を思い出す
友人のちかこは頭がキレる。
頭が良いなーと思わされる。
とりあえず他者を裁いたりはしない。
違うんじゃない?と感じても、少しでも相手の気持ちも酌む。
このことから、どんどん許容範囲が膨らむし、我慢強くなるのだ。
意見を主張し通すよりも、こうしている方がちかこにとって優先なのかもしれない。
自分が傷つかなくてすむやり方、悪いことが起きても糧にするやり方をよく理解している。

汗をたらして泳ぐ妹と冷たい肉まん

ずっと遠い昔、なんとなく見た合作映画が、ビフォアーサンライズというもので、日本語のタイトルは恋人までの距離という。
父に、「感動の作品だよ」と絶賛されていたDVDだ。
旅の途中の電車の中で居合わせたアメリカ人のジェシーと、フランス人の、ジュディー・デルピー演じるセリーヌは限られた時間でオーストリアのウィーンを旅する話だ。
この面白い所は、これというハプニング、もしくは盛り上がりとか、組まれていないとこ。
出会ってすぐの2人が、愛すること、そして、生と死に関してひたむきにぶつけ合う。
その時中学生の私は、経験不足で子どもで、ただジーッと見た物語だった。
しかし、先日、偶然レンタルビデオ店で発見し、これはまさかと思い借りて再び見たところひたすら感動した。
好きなシーンは、レコード店でkath bloomを聞きながら視線を投げあってしまうところ。
ジェシーとセリーヌの帰国がやってきて、要は、別れ際、エンドを迎える。
当時は理解できなかったこのシネマ、期間をおいて見てみると、ちょっと違う見方ができるのかもしれない。
それから、ケイス・ブルームのアルバムを、ネットより探し出して流している。

ノリノリでダンスする母さんと穴のあいた靴下
北方版水滸伝の血が通っていて凛々しい作中人物が、原作の水滸伝の108人になぞらえて、主要な登場キャラクターが108人でてくるが、敵方、政府側の作中人物も人間味あふれているのがいて、血が通っていると感じる。
作中人物に人間的な弱さがうかんでくるのも加えて、夢中になっていたわけだ。
心が弱いなりに自分の夢とか将来の為に出来る限り苦行をしいられているのが精読していて楽しい。
読み進めていておもしろい。
しかし、魅了されるキャラクターがひどいめにあったり、夢がなくなっていく描写も胸にひびくものがあるから心ひかれる小説だ。

雨が降る金曜の深夜に散歩を

今年の夏は、泳ぎに行っていないが、遊びにめちゃめちゃ行きたい。
現在、ひとり娘が小さいので、海には入らせないで砂遊びぐらいとはいえ、想像するけれど興味をもってくれると思う。
だけど、まだ、オムツをはいているから、子連れ以外の海水客の事を思ったら海に入れない方がいいのではないだろうか。
それ用のオムツもあることはあるが、場所によっては問題に発展しているらしいので。

天気の良い週末の夕方に想い出に浸る
今日の夜は家族と外で食べる事になっているので、少年は下校の時、思わずスキップしてしまうほど嬉しかった。
何を食べようかな、と出発前からいろいろとシミュレーションしていた。
カレーにパスタ、餃子や春巻き、などなど、メニュー一覧には何があるのかとても楽しみでもあった。
場所はこの前オープンした和風レストランだ。
お父さんが運転してくれている車はもうすぐ目的地に到着する頃だ。
お母さんは助手席でのんびり景色を見ている。
お姉さんは少年の隣で、携帯電話をいじっている。
少年は車のドアを閉めると、ドキドキしながら店の入り口を誰よりも先に開けた。

喜んで口笛を吹く家族と冷たい雨

某芸能人が芸能界引退なので、TVで多量に報道しているが、非常にすごいなと思う。
次々と変わる日本の総理がどういった人になるかという内容より報道では順番が先ですからね。
どなたが首相になっても変わらないって思う方もたいそう存在するし、そんなことより大物司会者が芸能界を辞めてというのが影響がでそうなんですかね。

雹が降った水曜の日没は食事を
ある日、京都や奈良へ仕事に行った。
この辺はめっちゃあつい!
綿のカットソーの上から、スーツの上。
汗まみれになりすぎて、上着の背広はめちゃくちゃに。
宿にへ着いて、コインランドリーに行く暇もなかったのでボディーシャンプーで洗濯した。
夜が明けてジャケットはピンクグレープフルーツのいい匂いがした。
上着が痛まないかと心配したけれど、それでも洗った方が賢明だと心に決めていた。


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